2020京都 納涼床と七夕祭りと花火大会の最新スポットと観光スポット

2020年の京都の納涼床と七夕祭りと花火大会のオススメ最新スポットと観光スポットをご紹介します。また、6月から本番となる鴨川の納涼床と8月から本番となる京の七夕の穴場スポットやデートコースもご紹介!京都各地のパワースポットやお祭り、花火大会の見どころや近くの駐車場、イベント情報などをお届けします。

2020車椅子でも問題ないバリアフリーの充実した花火大会ってあるの?

f:id:hiro5470:20170712164037j:plain

夏と言えば、海にプールにスイカに、そして花火大会ですね!
猛暑の日中が終わり、浴衣や甚平に着替えて、団扇片手に、日暮れをそぞろ歩き-。


そして、花火大会会場で、夜店の露店でアイスを買ったりして、満天の頭上に咲き乱れる花火を見る風情は最高ですね。

 

でも、花火大会は基本的に野外イベントなので、車椅子の人たちは、結構不便な思いをされることがあると思います。


この記事では、花火大会の中でも、車椅子で回ることのできるバリアフリーが充実したオススメの花火大会を中心にご紹介していきたいと思います。

 

 

 車椅子に対応した屋形船もある!東京最大の花火大会『隅田川花火大会』

 

f:id:hiro5470:20170712164107j:plain

残念ながら、関西地区は車椅子でも可能なバリアフリーが整備された花火大会は少ないです。

まず最初にご紹介する車椅子でも回れるバリアフリーが整備された花火大会は、東京でも一番有名な『隅田川花火大会』です。隅田川花火大会は、言わずと知れた東京で最も由緒正しく有名な花火大会イベントです。


隅田川花火大会が始まったのは、江戸中期である享保年間だと言われています。歴史の古さも、格式の高さも、その規模も文字通り関東ナンバーワンの花火大会なのです。


花火が上がった時によく「た~まや~!」という掛け声をかけますよね?

あの掛け声って、この隅田川花火大会で生まれた掛け声なのですよ。


規模も圧巻の2万発の花火は、東京の夏には欠かせないマストイベントです。この隅田川花火大会の一般的な鑑賞スタイルは、隅田川沿いの拾いエリアの川べりを歩きながら、花火を鑑賞するというものです。


ですが、車椅子の人はこのスタイルだと危ないですし、他の見物客の通行の妨げになりかねませんので、違う鑑賞スタイルがオススメです。


それは、バリアフリー対応の屋形船に乗って隅田川の川面から花火を楽しむという鑑賞スタイルです。隅田川の屋形船には、バリアフリー対応の屋形船も多く、車椅子でも安心して乗り込めて、船内で楽しめます。

f:id:hiro5470:20170712164209j:plain


事前に予約を入れておけば、一段贅沢な花火クルージングが楽しめることでしょう!

隅田川花火大会の概要

  • 日程:7月中旬ごろ
  • 開催場所:桜橋下流言問橋上流(第一会場)
  •      駒形橋下流厩橋上流(うまやばし)(第二会場)
  • 打ち上げ数:約22,000発
  • 混雑度:95万人
  • ※雨天時は順延。
  • HP http://sumidagawa-hanabi.com/

 

 

 

車椅子専用のバリアフリー座席を完備!都心で見ることができる壮大な花火ショー『神宮外苑花火大会

f:id:hiro5470:20170712164132j:plain

次にご紹介する車椅子でも回ることのできるバリアフリーが完備された花火大会は、東京都心ど真ん中の花火大会である『神宮外苑花火大会』です。

明治神宮鎮座60年記念イベントとして1980年に始まった経緯をもつこの都心ど真ん中では珍しい花火大会は、今や東京三大花火大会に数えられるほどにまで成長しています。


アクセスの抜群な都心のど真ん中で開催される花火大会ということもあって、毎年15万人を超える見物客が訪れる真夏の東京の一大イベントです。この神宮外苑花火大会は、神宮球場軟式野球場、国立霞ヶ丘競技場秩父宮ラグビー場の4つの会場で花火を鑑賞することができます。


そのうち、神宮球場秩父宮ラグビー場には、車椅子専用でバリアフリー座席が用意されているので、前売りのチケットを購入しておくことをオススメします。当日はチケットを見せれば、会場スタッフが車椅子専用の座席まで案内してくれます。

神宮外苑花火大会の概要

 

広大なスペースで余裕の花火鑑賞!障がい者用の駐車場も多数ある『立川まつり国営昭和記念公園花火大会』

 

立川市昭和記念公園の広大な敷地内で催される一大花火大会が、『立川まつり国営昭和記念公園花火大会』です。東京都下多摩地区においては、最大の真夏のイベントであり、毎年30万人以上の見物客を集める大盛況ぶりを誇っています。


立川まつり国営昭和記念公園花火大会の最大の特徴は、都心には無い広大なスペースの中で花火が楽しめる点です。また、東京でも最大級である15号玉の花火を惜しげもなく打ち上げるところです。


車椅子の見物客でも、バリアフリーが整備されているので広大な公園の頭上で花火が夜空に炸裂しますから、余計な気遣いをしなくて済みます。また車椅子の人や、ハンディキャップのある人に嬉しい点は、広大な公園内の39か所ものトイレが車椅子にも完全に対応した多目的トイレだという点です。

立川まつり国営昭和記念公園花火大会の概要

 

 

バリアフリー対応のホテルに宿泊しながら壮大な花火ショーを堪能!『長崎ハウステンボス花火大会』

f:id:hiro5470:20170712164633j:plain

次にご紹介する車椅子でも回れる花火大会は、宿泊しながら花火を堪能する『長崎ハウステンボス花火大会』です。


ハウステンボスは、車椅子の方やハンディキャップのあるお客様への対応に積極的に取り組んでいる観光施設で、電動カートや車椅子のレンタルも充実しています。施設内のエレベーターにも車椅子対応機種がありますし、トイレも車椅子で利用できるスペースが数か所常備されバリアフリーを意識しています。


さらにハウステンボス内の『ハウステンボスJR全日空ホテル』は完全バリアフリー対応のホテルなので、車椅子でハウステンボス花火大会に参加したい人は、ここに宿泊すると良いでしょう。ホテルの窓越しに、ファンタジーの世界さながらの花火大会を鑑賞することができます。

 

 

圧巻の「大空中ナイアガラ」!!車椅子専用観覧スペースも充実の『熱海海上花火大会』

f:id:hiro5470:20170712164705j:plain

最後にご紹介する車椅子でも見物できるオススメの花火大会は、昭和27年からの長い歴史を誇る『熱海海上花火大会』です。

熱海は、日本を代表する別荘地であり温泉保養地でもあります。そして、この熱海海上花火大会の最大のウリは、なんといっても、フィナーレの「大空中ナイアガラ」でしょう!


ナイアガラは仕掛け花火ではなくて、会場全体から空へ向けてスターマインを打ち上げます。圧巻のスターマインが真昼のように煌々と夜空を照らし出し、見物客は感動に包まれます。


この熱海海上花火大会では、車椅子の見物客にも十分配慮していて、打ち上げ会場前のエリアに、車椅子専用の観覧スペースを設置しています。

会場が込み始める前の少し早い時間に車椅子スペースに着いておくと良いでしょう。

 

 

車椅子でも問題ないバリアフリーの充実した花火大会のまとめ

車椅子でも十分見物して回れるオススメの花火大会をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?


最近は、バリアフリーの概念などが浸透してきており、車椅子の人やハンディのある人でも、花火を安全に観覧できる会場も増えてきています。とはいえ、中には狭く、車椅子の通行さえ危険で困難な花火大会の会場もまだまだ多いので、事前の下調べは必須でしょう。


概して、歴史が古く有名で規模も大きな花火大会は、そのような対応も進んでいる大会が多いのですが、その分、訪れる見物客も多く、中にはマナーの悪い人種も多いので注意は必要ですね。


その上で、神宮外苑花火大会のように、前売りチケットを買って持参すれば、会場スタッフが安全に車椅子専用の客席まで誘導案内してくれるような花火大会もあるので、やはり準備は周到にしておくに越したことはないでしょう。