浴衣の汗対策を完璧にするポイント10選!
毎年夏が来ると皆さん思うのではないでしょうか?
「去年はこんなに暑かった?」
「今年の暑さは異常だ!」
地球温暖化のせいでしょうか…今年も熱中症で死者が出るほどの真夏日が続いています。とはいえ、夏バテで閉じこもっている場合ではありません。
夏はイベント三昧です!
BBQやキャンプに海水浴や川遊び、そしてお祭りに花火大会! そして花火大会やお祭りといえば、男女とも浴衣で繰り出すのが風情ですよね?
夏の暑い日に、浴衣でデートをしているカップルやファミリーをみるとなんとも涼しく爽やかな気分になります。
しかし、浴衣を着ている方は涼しいかというとむしろ暑い!
慣れていない格好をすると疲れてしまい、いつもより汗をかいたり、服の素材によっては化学繊維の服よりも暑いという場合もあります。
何よりも浴衣を着ていく場所はお祭り・花火大会ともに人混みが多いので、行くだけでも暑いですよね? 浴衣を着ていく際は、熱中症対策はもちろんのこと、暑すぎて素敵な思い出をつらかった思い出にしない為の対策を事前にしっかり行っていきましょう!
この記事では、花火大会当日の浴衣の汗対策と完璧にするために、事前準備と花火大会当日の持ち物合わせてポイント10選をご紹介いたします。
浴衣の汗対策を完璧にするための事前準備編!
一番手軽な浴衣の汗対策の汗取りパッド!
浴衣の肌着持っていますか?
浴衣を着る際、着付けをお願いされている方も、浴衣の下に肌着を着るのがベストって知っていますか?
着物を着ることがあまりない昨今、とりあえず浴衣と帯があればいいのではと思っている人が多いと思いますが、上下とも肌着を着る(はく)ことでたくさんの汗対策効果があります。
まず、汗をかくと気になる汗シミ、浴衣の中が蒸れサウナのようになり暑い、太ももの間に汗がたまって気持ち悪い、これらの悩みはすべて肌着を着用することで解決出来ます。
購入する際は、麻や綿など汗をすいやすい素材を選ぶようにし、出来れば上下が分かれているものにしましょう!
通販サイトに3000円前後で売っています。
もし値段が気になれば、代わりにユニクロ等にある汗取りパッド・ブラパッド付きのキャミソールもおすすめです。
制汗剤を上手に使おう!
ドラッグストアに行けば色々なタイプの制汗剤がありますよね。
お祭り等の長期戦では事前に塗るタイプでカバーしておき、汗ふきシートやコンパクトなスプレータイプを持ち歩くのがベストです。
塗るタイプは汗が出ること自体を抑えてくれる効果があるので、脇だけでなく胸元や背中など風通しの悪い部分に着付け前に塗っておきましょう。
また、当日だけでなく1週間前くらいから塗るタイプの制汗剤を同じ場所に塗り続けると効果が上がりますので、ぜひ早めから準備を始めてみて下さい!
スプレータイプや汗ふきシートは冷却効果や消臭効果があるので小さいサイズを持参し、お手洗い時等に使用すると良いでしょう!
手汗対策は大丈夫?
デートでお祭りに行く際、手をつなごうとしたら汗でベタベタ…なんてことになる前に対策を!手汗は体質的な問題でもあるので急には治りません。
出来るだけ抑えるという意味で、ツボを押す対策がおすすめです。
とはいえ、当日にツボを押してばかりいるのは不自然ですよね。これも事前に習慣化しておきましょう。
手汗対策に有効なツボは労宮(ろうきゅう)・合谷(ごうこく)の2か所です。
労宮は、手のひらの中心(手をグーにしたときに中指の先端が当たるところ)のツボで、気持ちを落ち着かせる効果があります。
合谷は人差し指と親指の付け根の骨の間で、少し人差し指寄り(手の甲側)にある、身体の代謝異常をもとに戻す働きのあるツボです。
どちらのツボも親指でゆっくりと押すのが効果的です。
その時だけではなくて、普段から押すことでも健康にはもいいでしょう。
汗止め帯知っていますか?
人よりも汗をかきやすい方におすすめなのが、汗止め帯です。舞妓さんが使用されており、最近通販でも気軽に購入できるようになっています。
汗止め帯とは、人間の汗量を一定に保とうとする機能、「ある部位で汗をかきにくくなると、代わりに別な部位で汗をかく」という反射機能を上手く利用したものです。
この帯で、胸上を締めることによって、胸から上の部位の汗(顔汗やワキ汗)をかきにくくすることが出来ます。
その代わり、胸から下の部位で顔やワキからかくはずだった汗をかくことになりますが、絶対に顔や脇から汗をという方はぜひ購入してみて下さい。
足汗・臭い・靴擦れ対策もしっかりと!
浴衣と言えば、足元は下駄ですよね。いつもの靴と違いバランスを保つのも大変…汗をかきやすいので臭いも気になります。先程あげた制汗剤と同じく、足も塗るタイプ・スプレータイプ・シートタイプを上手く活用し、発汗・臭いを防ぎましょう。
最近は、下駄をはかずサンダルで、という人も増えているようですが、どちらでも靴擦れは起こりますよね。
はきなれている靴であっても長時間歩くことになるので、事前に靴擦れしやすい部分にマメや靴擦れ用の透明タイプのバンドエイドを張っておくことをおすすめします。
また途中で靴擦れになった場合も想定し、財布等に予備を何枚か持参するといいでしょう。
髪型は断然アップスタイル!
浴衣の着付けをお店でされる方であればついでにヘアセットもお願いしちゃいましょう。ご自身で着付けをされる方も、汗対策には断然アップスタイルがおすすめです。
アップにすることでうなじも綺麗に見えて一石二鳥!
お団子ヘアもかわいいですし、最近のはやりであれば編み込みスタイルも素敵です。
髪を下していると汗で顔や首にくっついて邪魔になりますよね。お店でしていただく場合は早めの予約を忘れずに。
メイク崩れ対策もしっかりと!
家でばっちり化粧をしていっても、帰りには汗で流れてすっぴん状態なんてことにはなりたくないですよね。とはいえ、あまり頻繁に化粧直しをするのも大変です。
汗をかくことを考え、目周りはウォータープルーフを使用し、それぞれの肌の状態にあった下地、ファンデーションで顔の地盤を作っておきましょう。
極度の乾燥肌の人以外は、リキッドでなくパウダータイプのファンデーションをおすすめします。ベースメイクは大切ですが、厚化粧になりすぎないよう注意しましょう。
また念のための化粧直し道具としてフェイスパウダーを持っておくと良いでしょう。
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浴衣の汗対策を完璧にするための持ち物編!
扇子・うちわは必須!
当たり前ですが室内でない限り、外は暑く、人込みの中はほぼ無風…となると少しでも風があると助かります。扇子・うちわどちらかは必ず持っていきましょう。
うちわは会場で配っていたりもしますね。
ちなみに、面積が大きくかつ、てこの原理が大きくはたらく為、うちわの方が涼しく感じるそうです。
うちわのデメリットはかさばること、帯にさしていて人込みでぶつかったり、手荷物になると邪魔ですよね。その点、扇子はコンパクトで邪魔になりません。
それぞれのメリット・デメリットを鑑みて選びましょう。
凍らせたペットボトルは便利!
冷却グッズはたくさんありますが、荷物が増えすぎてもしんどいですよね。最近はコンビニでも売っていますが、ドリンクが凍っているペットボトルをタオルハンカチで巻いて持っておくととても便利です。
飲みきった後は、捨てることも出来ますし、凍っている状態で首等に当てると体温も下がります。
お祭りや花火大会会場近くのコンビニでは売り切れている所がほとんどなので持参もしくは事前に購入しておくといいでしょう。
折り畳みの日傘があればなおよし!
お昼からのお祭りであれば日傘を持っていくと良いでしょう。
また夜のみであっても夏場は急な通り雨がよくあります。浴衣で雨に降られたら…テンション下がりますよね。
※こんな格好で花火大会には行かないでくださいね!
近くに建物や屋根があれば良いですが、荷物に余裕があれば晴雨兼用の日傘を忍ばせておきましょう。
裾などは濡れてしまうかもしれませんが、頭や顔だけは守れます。
花火大会やお祭り当日あれがないこれがないとならないよう、準備は抜かりなく!
着付け・ヘアセットの予約は忘れずに!
当日を素敵な一日にできますように!!
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